漫画『BANANA FISH』(吉田秋生)全巻読んだ感想

BANANA FISH(文庫版)
BANANA FISH(文庫版)吉田秋生

吉田秋生さんの漫画「BANANA FISH」を読みました。

アニメ化を記念して、コミックスが3巻まで無料で読めたので、ずっと気になっていた作品だったので読んでみたらドハマリ。起きた直後から眠る直前までアッシュの事が頭から離れません。(キャラ読み、私の得意分野。笑)

アッシュ以外にも魅力的なキャラばかり出てきます。ニューヨークも懐かしいな~ また行きたいな~

今、サリンジャーとかヘミングウェイを読まねば!という使命感に駆られています。笑

アニメも見ています。5話から。笑 1~4話ーーー!!!泣 配信で見ましたけどね。でもぜひともBlu-rayに残しておきたかった!悔

アニメのED曲がお気に入りで聴いてるんですけど、歌詞がアッシュの心の声を代弁しているようで聴いていると切なくなります。

というわけで、続きにマンガの感想を書きました(ネタバレ大あり)

☆6日と10日に拍手頂きました!ありがとうございました☆

スポンサーリンク

マンガ「BANANA FISH」感想(Another Story含む)

ラスト数ページで、それまでの収束モードから一転、一気に不穏な空気が流れだし、あの衝撃の結末。

切なかったです。今、アニメも見ていますが、その先にはこの結末が待ってるんだよなって思うと見るのやめておくべきか、とか考えちゃう。(絶対やめないに決まってるけども笑)この結末の前に、ショーターの事が起こるのも悲しい。

途中から考えてはいました。
あんなにも人を殺して、作者はアッシュにどう“けじめ”を付けさせるつもりなんだろう、って。
ゴルツィネとの件が決着して、たくさん人も殺しましたが、なにも罰を受けず、これからは英二と穏やかに生きていきます!ってのはちょっとムシがよすぎなのかなって。

でも殺されてしまうとは…
いざあの結末を読んだら、ブランカだってカリブでご隠居生活送ってるんだから、アッシュにもこれまでのすべてをチャラにして日本で第2の人生を歩ませてあげたかったよー!!>< と思わずにはいられません。

まだ18歳とかなのに…これからもっと楽しいことがいっぱい経験できたはずなのに。生きていれば英二と再会だってきっとできたのに。それを思うと残念でなりません。

図書館のお姉さん、気付いてよ!ってイライラしてしまった。笑

図書館での最期、「幸せそうな顔」と表現されていましたが、私には幸せそうだけど、どこか悲し気な顔をしているように見えました。あんな傷を負いながらも、真っ先に英二からの手紙を拾っている姿が悲しい。もう、ストーリー展開とかそんなのおかまいなしに助けを求めて欲しかった。助かったアッシュと英二が数年後に再会するのを見たかったな。

英二に出会えて今この上なく幸せなんだ、ほっといてくれって言ってた時のアッシュ可愛かったな。

複雑な家庭環境で生まれ育ち、わずか7歳で世の中の理不尽さに直面し、以来10年ちょっと、才能を持って生まれてきたがゆえに、ハードな人生を送ってきたアッシュ。そんなアッシュに、これからはこれまでより少しでも穏やかな人生を送ってもらいたかったな。

ラオにしたって、アッシュとシンはもう戦うことをやめたんだって知っていれば、あんなことしなくてすんだのに。大切な弟を守りたかっただけなのに。シンがユーシスよりも先にラオに会いに行っていればこんなことにはならなかったんじゃないか、とか色々考えてしまいます。

最後の最後にアッシュをピンチから救ったのがゴルツィネってのもニクイ。ブランカが「彼も本望でしょう」って言ってたけど、未だに乗り越えられない程の深い傷を負わされたのはアッシュなのにズルい。

でも、あの二人の間には100%憎しみしかなかったのかというと、違う気がします。言葉では決して表すことのできない、いろいろな感情や繋がりがあったと思っています。視線を交わしながら落ちていくシーンは二人のそうゆう関係性が垣間見えた気がして鳥肌が立ちました。

ものすごく歪んでるけど、ゴルツィネはアッシュのことを大切に想っていた。でも、アッシュの成人男性に対する怯えっぷりや、震えたり過呼吸になっている姿、悔し涙を流しながら「いつか復讐してやる!」と語るアッシュを見たら、やっぱりゴルツィネたちがしたことは許せん。

ゴルツィネが用意したフォーマルに身を包み現れた時のアッシュ美しかったな~

アッシュには作中何度「美しい」と思わされたことか。見た目だけでなく、心も美しい。そして心身ともに強い。とっても魅力的なキャラクターです。

彼がそこまで魅力的な人物であれたのは、やはり「愛することを知っていた」(byブランカ)からなのでしょうね。

ショーター、ブランカ、そして父親も。アッシュが過酷な人生の中でそれでも心折れずにやってこられたことに、この3人の存在は欠かせない。3人に比べたら短い付き合いだけど、マックスもそうですね。アッシュの人生に「頼れる大人たち」として彼らがいてくれてよかった。

アッシュと英二がもう永遠に会うことができないのは悲しいけど、向こうでグリフやショーターと穏やかに楽しく過ごせていたらいいな。

うう、でもやっぱり悲しい…泣(ぐだぐだ。笑)

コメント