BANANA FISH #23 誰がために鐘は鳴る

BANANA FISH #23 誰がために鐘は鳴る For Whom the Bell Tolls

見ました!

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#23 感想 ※ネタバレあり

アッシュと英二、2人の距離はあと数センチなのに・・・!
届かないんですね~ 病院でのあのシーン、英二の「行け!」という時の表情と、それを受けてのアッシュの表情。2人ともなんとまあ悲しい顔をするのだろう・・・胸が締め付けられました。


病院へと搬送されていく英二に付いて行こうとするアッシュを止めたブランカ。

アッシュが一緒にいては英二まで「犯罪者」にされかねないとのこと。ここで改めて、アッシュにどんな事情があれ彼は「犯罪者」なんだなって事実を突きつけられました。


自分たちより圧倒的な存在のアッシュを片手で軽々と押さえつけ、失神させる大男・ブランカの登場!
いつも冷静なアッシュが英二のことであんなにも取り乱している姿。

ストリートギャングのみんなからしたら、ビックリなことだらけでしょうね。笑

でも、アッシュだって人の子です。取り乱すことも、嘆き悲しむことも、怒りに狂うこともあるのです。そんなアッシュのことを「そんなお前も好きだぜ」っていうケインのセリフはカットしないで欲しかったな~
ケインの「俺はお前を信じる」はシブイですね!カッコイイ!!


ユエルンとの契約を破棄し、アッシュの元へ駆けつけたブランカとアッシュのシーンは大好きなシーンです。ブランカの方が背が高いからアッシュが子どもみたいに見えて可愛い♪

一応、ついさっきまで自分に敵対する人に雇われていた人なのに、なんの疑いもなく、というか、なんなら「遅いんだよ!」くらいな感じでいとも簡単にブランカを受け入れるアッシュ。ここに2人の深い絆が伺えます。
このシーン最高!!!!


最後になるかもしれないから、とアッシュに英二に会ってくるよう勧めるブランカ。原作を読んだ時、「英二は回復に向かっているのに何で最後?」ってアホな私は思っておりました。笑 

英二じゃないの、危険なのはアッシュたちなの!

そう、アッシュたちは、仲間を救出しに今まさに命がけの戦いに向かおうとしているのです。


ゴルツィネを人質に取るまでは良かったんですけどね。まさかのフォックス大佐の裏切りの銃弾が!これにはアッシュも驚きですね。
フォックス大佐は野心見え見えでいけ好かないけど、声だけはかっこよすぎてたまらんですね。笑


ブランカ先生の名セリフが凝集された名シーン!楽しみにしておりました。 

あなたは憎むことは学んでも愛することを学べなかった。アッシュは少なくとも愛することを知っている。

BANANA FISH #23ブランカのセリフより

さすが年の功というのでしょうか(笑)有無を言わせない圧倒的な説得力。さすがです。


誰もがユエルンは間違っている!ダメだ!と言い切れる。

でも何が?どこから?なんでダメ?って聞かれたら、「僕には憎む権利があるでしょ」って言われたら、うまく答えられない。彼だってアッシュと同じく元々は”被害者属性の子”なのです。過去の因縁を今の原動力にしている部分は二人に共通するところ。じゃあ悪いのは誰??お兄さんたち?お父さん?
答えはおそらくどれも否ですね。


「愛することを学べなかった」

アッシュとは決定的に違うところを、こうも的確に言葉にできるブランカ先生はさすが!としか言いようがない。

結局は誰のせいでもなく自分なんですね。アッシュだって、別に「誰かを愛すること」を誰かから教えてもらったわけではないですからね。過酷な状況の中でも、自分を気にかけ、愛してくれる人の存在に気付き、自分もまた愛したのです。


ブランカだってアッシュのことをとても大切に思っているんだから、そのアッシュを傷つけるユエルンに何の感情も抱かなかったはずはないと思うんですけどね。

それでも「あなたを愛してくれる人も必ずいますよ、あなたが気付いていないだけですよ」と救いの手もきちんと差し伸べて去っていくだなんて、なんて優しいんだろう。


ここで、最後の最後のチャンスで、きちんと正しい方向に引き返すことができたユエルンも十分立派だと思います。・・・ってこれは来週のエピソードになるわけだけど、そして#22の感想でも書きましたが、ユエルンは大丈夫!シンちゃんとこれから、より一層強い絆を築いてゆきます。


原作にあった「アッシュの命がけの選択を尊重してやって欲しい」ってセリフはカットしないで欲しかったな~
「憎んで覇者となるより、愛して滅びることを選んだ”命がけの選択”」ってすごく美しいセリフ。ブランカ先生の言葉選びのセンスにしびれます。

ライブリアクション

アッシュと英二の病院でのシーンではみんな心を痛めていました。共感する一方でそのあまりの嘆きっぷりに思わず笑ってしまいました。切ない涙と笑いの涙でごっちゃごちゃ。笑

英二の病室へ向かうアッシュを「シンデレラ」と呼ぶブランカにならい、アッシュと英二のことを

シンデレラがSleeping Beauty(=眠りの森の美女)に会いに来た!

って表現している人がいて、上手い!と座布団をあげたい気持ちでした。(山田さーん!)


アッシュに殺された仲間の遺体を前に体育座りのシンちゃん。

  • 自分の仲間から裏切り者がいたことが発覚し、
  • その仲間たちはユエルンから何といって脅されていたか察してしまい、
  • 義理の兄はアッシュとの折り合いが悪く、
  • でも自分はアッシュを尊敬していて争いたくない、
  • 仲間を守りたい、
  • けど、チャイナタウンのボスとしてけじめもつけなければならない。

こんなにもたくさんのことをまだ15・6歳の少年が背負っているだなんて… 実は今一番シンドイのはシンちゃんなのかもしれない。
そんなシンちゃんをいたわっていた人がいて、その視野の広さ、優しさに感心しました。


アッシュがゴルツィネを人質にとった瞬間のみんなの喜びっぷり!笑
フォックス大佐がゴルツィネを撃ったシーンの「みんな目玉飛び出るんじゃないか?」ってくらいの驚きっぷり。

海外の方たちのリアクションは大きくて見ていて気持ちいいです。
最終回に向けて、みんなのテンションがだんだんおかしくなってきているのにとても親近感を覚えます。もう勝手に超お友達の気分だよ、こちとら。


みんな、なんとなくハッピーエンドは想定していないみたいですね。よかったよかった。

想像の斜め上を行く衝撃の結末が待っているというのに。ハッピーエンドなんて想像しようものならもう立ち直れませんよ。間違っても、アッシュと英二が日本で幸せにセカンドライフ♪だなんてお花畑なラストを想像してはいけません。

あ~ 私は今からもうすでに涙が出てくる ←

次回! #24

ついに最終話です。最終話は10分拡大放送です!というわけで、残り正味30分!

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!終わらないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

原作通りだったらきっとみんな図書館のお姉さんに八つ当たりしたくなるはず!(経験者は語る。笑)

はぁ。本当に嫌だ、あの結末。悲しすぎる。立ち直れる気がしない。でも見ないわけにはいかない。この葛藤。でもあのラストだからこその名作です。だと思っています。そう言い聞かせるしかない部分もある。


激しく傷つくけど、この作品に出会えたことは人生の財産。
激しく傷つくことは分かっているけど、人にどんどん進めたい。

そうゆう作品です。BANANA FISH大好き!!


#24 ライ麦畑でつかまえて The Catcher in the Rye は12月20日(木)深夜放送!

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